世界の走り 05/6/2

5月29日にSUGOで開催されたモトクロス世界選手権、観てきました。

すごく興味深かった。

スターティンググリッドひとつにしても、通常の全日本MXのSUGO大会だと、真中からアウト目がいいとされていたのに対して、世界選手権ではコースレイアウトは大して変更がないのにもかかわらず、インを取りたがる。

サスセッティングでは、ボトム付近を狙わずに、ミドル近辺を大切にして、トラクション重視の味付けだ。

強烈なのは轍の速さ。しかもあの長い難しい轍がめちゃめちゃ速い。

フロントブレーキが強烈で、リアブレーキをロックさせる選手がいなかった。

早めのシフトアップが目に付いた。よって、全日本MXよりも静かなレースな感じがする。

ジャンプは常に低く遠く飛ぶ。

先々週はドイツ。今週日本。来週はイギリス、、と、世界中から集まっているライダーなのに、みんなたこ焼きなんかをモリモリ食べてた。(笑)あんな調子で世界中どこに行っても、平気で暮らし、好奇心旺盛にその土地の食べ物を食べてるんだろうな。

人間力の強さを感じた。

顔つきもいたって情熱的。目に力がみなぎっている。

あのスタンディングでソツなく走るというイメージだったエバーツでさえも、本気の時にはあんなに必死にフラれながらバイクにしがみつく、、、まさか、あのスマートな走りは実力の80パーセント以下だっただなんて、、と空恐ろしくなった。

う〜ん、日本にいながらにして世界の走りを目の当たりに観れて、本当に幸せだった。

今週末は、ホームコースで世界のライテクの真似っこして練習してみようっと。

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あっと、、、、そいえば、モーニング娘のような全日本レディースの中で、演歌歌手のようにがんばっている(!?笑)、W松ファミリーのさいとーもがんばってました。

モームス級のジャンプが連立する中、演歌さいとーはちょっと無言ギミではあったけど。笑

そのさいとーからレポートメールが届いたらしい。すごく面白いからここに載せてくれ!とトダさんがいうので、下記に載せます。

ではどーぞ。笑笑

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どうも、演歌歌手です。本気のエバーツ見てきました。すごかったです。

おかげさまで、昨日は結果はよくなかったけど気持ちよかったです。

やっぱり世界ってだけあって、いろんなとこがすごかった。

とくにサインエリア。各チームテントが並んでて、中にモニターがあって、順位と実際の走ってる画像が、両方出てました。全日本でもやってほしい。かっこいいから。

世界GPのレギュレーションで、スタートラインにメカニックは入れない。

自分でスタートグリッド選ばないといけない。

土曜日のミーティングで言われてから、ずーっとゆううつ。

今まで、松浦さんが指差すとこにしか入ったことがなかったもんで。

でも、結局は、この辺りって聞いておいて、グリッドついたら、観客席の松浦さん探して、OKって言われてほっとしたんで。自分で決めたってことにはなんないのかしら。

あと、サイティングラップは4分以内に戻らないと失格!と言われて(これもレギュレーション)、コーナーで止まってラインなんか見られなくて、あれがやりたいから全日本でてるのに、ゆっくり止まれなくて、ちと残念。

※日景カメラマンが10分の間にフィルム2本撮ってくれたらしいので、プログラムと一緒に老後の思い出にします。(しつこい)

※うちの大おかみ、これで一区切りついたでしょ!とか言ってたのに、今朝、「※よりぞーレーシングのトレーナーを自分もほしい。あと、グラウンドコートがあったら、 寒くても大丈夫なのでそれもほしい。」とか。

なんだよ、まだ見にくるつもり、ありありぢゃん!

というわけで、母の許しが出ましたので(!?)、松浦さんには悪いけど、まだまだやります。

※日景カメラマン=さいとーさんのお姉さんのだんなさん。
※大おかみ=さいとーさんのお母さん
※よりぞーレーシング=さいとーさんがバイクを始めた頃からの親友達

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